Special Feature
2024.09.10
自分を認め、ありのままを見とめること――金村美玖写真展「みとめる」インタビュー
いち写真学生として、いち写真家として
ー今後、金村さんご自身は写真とどのように関わっていきたいですか?
金村美玖:今回の写真展も、アイドルの子がやってるというより、いち写真学生として、いち写真家として開催したものだと思っています。それに『コマーシャル・フォト』の連載もさせていただくなど、写真をきっかけに広がっているご縁もあります。なので、これを機にもっと頑張って写真を撮り続けていきたいですね。
それに、普段写真展に来られないような方にも興味を持ってもらえるような発信の仕方が、日向坂46のメンバーである私だからこそできるかもしれない、とも思います。日向坂46への恩は、絶対に忘れちゃいけないと思っています。
ーご自身の立場に対してすごくシビアに考えていらっしゃる。
金村美玖:完璧を求めすぎて崩れていくタイプなので(笑)。そういう意味でも「みとめる」というタイトルにしました。自分に厳しくしすぎずに、好きになれたらいいなと思っているんです、本当は。
ーその厳しさから解放される場所が、この展示場にあるランドスケープだったということですね。
金村美玖:でも……来てくださった方の感想をいただいて、やっと解放されるのかな。
ーまだご自身を認められていないふうですが……。
いや、認めたいです!認めさせてほしい(笑)。
Text by namahoge
Photos by Naoki Takehisa
shirt、pants:SHUNA
tulle vest、tank top:RYU KAGA
shoes、accessories:stylist-own
stylist by Yoshihiro Okamoto